変拍子や超高速フレーズも涼しく弾いてしまう、ジョン・ペトルーシの7弦ギターをセットアップします。

Bメンテナンスの標準的な例です。弾き心地を改善して本来の音を引き出します。

正しいセッティングに整えることで、音色にどれくらいの変化が現れるのか、作業前後に録音して比べてみました。

音詰まりやビビリを解消したい場合、多くは弦高を上げることを考えるかもしれませんが、逆に下げられるパターンをご紹介します。

ブリッジ剥がれの修理にはいくつかの方法が考えられますが、今回は接着とネジ止めを併用する方法をご紹介します。

各部のバランスが悪く高めになっている弦高を見直すことと、動きの渋い純正ペグを同型に交換します。

一生かけて弾き続けたい愛着のあるギターだということで、今回はナット・サドル・フレット・ペグの交換など多岐にわたるリフレッシュ作業をご依頼頂きました。

未漂白の牛骨を使用したナット製作と、弾き心地を重視した低めの弦高で調整させて頂きました。

ネックの反りを改め、サドルとナットの高さを最適化する。弾き心地はこの3点のバランスで決まります。

全体的なセッティングを見直し、セミアコらしい温かみと、力強さや歯切れの良さも引き出します。

新年一発目は王道のD-28から。基本に忠実なメンテナンスを行います。

私が人生において初めて“天才を目撃した”と実感したのは、Van Halenのライブを観たときです。

私事ですが、ナットが消耗したので交換しました。

同時にお預かりさせて頂ければ、複数のギターの弾き心地をできる限り近づけることもできます。

チョーキングすると音が詰まって途切れてしまうとのご相談を頂きましたので、原因を見つけて解消していきます。

チョーキング時に音詰まりするから弦高を下げられない。そんなヴィンテージスタイルのストラト弾きのお悩みを解消します。

前・中編に続き、元通りにギターを組み立てる様子と仕上がりをご覧ください。

前編に続いて、塗装する様子をご覧ください。

いつの時代もマーチンギターユーザーを悩ませ続けるバインディングの剥がれ。修理の全工程を3回に分けてお送りします。

一般的な弦高よりも低くしたいご要望にもお応えします。その場合の注意点もあわせてご紹介します。