スタジオエムのギターに対する考え方
 
ミニチュアギターの写真
 
ギターは道具である
 

ギターは音楽を演奏するための道具であると考えています。道具の性能を維持しながら長く使い続けるためには、メンテナンスが欠かせません。自動車の車検・機械式時計のオーバーホール・料理人や美容師さんが使う刃物を研ぐことなど、もっと日常的な例えでは、服の洗濯や靴磨きをする・掃除機のごみを捨てる・切れた電球を交換することも同じです。道具の使用とメンテナンスは常にセットで考える必要がありますし、難しいことではなく皆さんが自然にそうされているはずです。

 ギターは気温・湿度の影響を受けて、木部の膨張や収縮を繰り返します。特にネックは数十キロの弦の張力がかかっており、演奏性に関わる非常にデリケートな部分です。また、フレットやナット・サドルは弦振動によって摩耗していきますので、長期的に見れば消耗品です。これら多くのパーツが組み合わさり、バランスよく働くことで、素晴らしいギターのサウンドが生み出されます。

 

 
ギターを持つ人
 
ギターメンテナンスの重要性
 

ギターにおけるメンテナンスは、性能(つまりサウンドと演奏性)の良し悪しに直結しており、非常に重要です。適正に弦高調整されたギターは、無駄な力が要らず、ストレスなく運指ができ、心身ともにリラックスした状態でプレイに集中できます。初心者にとっては練習の大きな助けになります。上級者であれば、意識せずともギターから良い音を引き出すことができ、表現力を最大限発揮することができるでしょう。

 

 
ギターの修理メモノートとギターヘッド
 
私たちにできること
 

数多くのお客様とご愛用のギターに関わらせて頂く中で、私どもは代えがたい貴重な経験を蓄積させて頂いております。それらを次のお客様のギターへと還元させて頂くことで、ギターを弾く喜びをもう一つ上のレベルへ引き上げることができると思っております。

「プレイヤーとギターの距離が、今よりぐっと近づいたと感じられる。」そんなサービスを目指します。