122 2本のギターを同じ弾き心地に(Fender / Stratocaster)

複数本のギターをお持ちの方には2つのタイプがあるように思います。

形状や使用する木材などが異なる様々なバリエーションのギターを揃えている方は、おそらく演奏されるジャンルも多岐にわたるのだと思います。無限に広がる音楽の世界と、その時の気分で選んだギター。そんな組み合わせの妙を楽しんでおられるはずです。

一方では、似たような形状のギターを何本も持っている方もおられます。特定のジャンルやプレイスタイルに傾倒し、その道を追及されているのではないかと思います。一見、同じようなギターであっても、そこに感じられる微差こそが重要なのです。当人だけが知ることができる、奥深い世界を楽しんでおられるはずです。

かくいう私も20代前半の頃は、所有するギターがストラト4本のみという後者でした。プレイヤーとしてのキャラ付けをしたかったのか、単に視野が狭かったのだと思います。物事には深掘りしないと見えないことがあると、若いときに気付けたのは良い経験でした。


本題ですが、似たような形状のギターであっても、ネックグリップやフレットサイズはモデルごとに違いがあります。それらは演奏性に直結するため、同じ弦を張り、同じ弦高にしても、同じ弾き心地になるとは限りません。


似たギターなだけに、弾き心地の違いが気になってしまうこともあるでしょう。

そのような場合は、それらのギターを同時にお預け頂くことで、作業中に何度も弾き比べながら、できる限り近い演奏感覚(あくまで私の感覚ですが)にすることができると思います。

[作業内容]

Aメンテナンス 7,000円 ×2本

弦代金

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