メンテナンスでお預かりさせて頂くギターは、ずっと弾き続けられている個体とは限りません。趣味を楽しむには時間と心に余裕が必要ですから、長い人生でギターに向ける熱量にも波があると思います。

急に思い立って引っ張り出してみても、いつでも弾ける状態でスタンバイできているギターはありません。リサイクルショップやフリマで入手する場合も、長く弾かれていない個体という点では同様だと思います。

綺麗に掃除したくても、細かなパーツはどこまで分解してよいのか判断が難しいでしょうし、金属のメッキ 塗装の種類 木材の部分ごとにクリーニング方法が異なりますので、不慣れでしたら少し難しいと思います。

そのような場合には、遠慮なく汚れたままでお持ち頂き、クリーニングをお申し付けください。


Paul Reed Smith / SE One のメンテナンスを承りました。同ブランドのエントリーモデルとしてコストダウンが図られた結果、一切の無駄がない究極にシンプルなギターとなっています。それがかえってプリミティブな魅力が際立たせていることも事実で、「エレキギターにこれ以上の機能は必要ないのかも?」と考えさせられる、ダイレクトなプレイフィールが得られるモデルです。

調整の前にかなり汚れがあったので、クリーニングする様子をご覧頂きます。


この仕上がりなら、見た目 手触り 弾き心地 サウンドのすべてにご満足頂けるかと思います。

[作業内容]

Bメンテナンス 12,000円

クリーニング 3,000円

弦代金

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