056反ったピックガードを貼り直す(Gibson / SJ-200)
GibsonやMartinなどのヴィンテージスタイルのギターが採用している分厚いピックガードは、経年とともに縮みや反りが生じて、端からめくれ上がってしまう問題は珍しくありません。
手で押さえて一時的には戻ったように思えても、しばらくするとまた剥がれてしまいます。気になりだすとストレスになりますし、そのままではひどくなる一方なので、貼り直しをお勧めいたします。
お預かりしたギターは、Gibson / SJ-200 です。この個体のピックガードは、厚手ですが柔らかい素材が使われていました。反り癖はそれほど強くなかったので、強力なテープに貼り換えるだけで、比較的簡単に固定できました。
大きく反った固いピックガードの場合は、裏面を削ったりスリットを掘る、熱を加えるなどの方法で、反りを伸ばしてから、強力なテープで固定する場合もあります。お悩みの方はお気軽にご相談ください。