066ナット交換とDADGADに最適化したセッティング(Furch / G23-ERCT Elite)

2015年製のFurch / G23-ERCT Eliteです。この時点でおよそ7年経過していますが、丁寧に扱われていることを伺わせる、非常に綺麗な状態が保たれています。

元々はレギュラーチューニングに合わせて調整してあり、最近はDADGADがメインであるとのことで、ネックがわずかに逆反り気味でした。また、ナットの消耗による開放弦のビビリと、少しだけ弦高を下げたいというご希望を承りました。

今のプレイスタイルに合わせて、弾き心地をリフレッシュしてお返ししたいと思います。

レギュラーチューニングとDADGADでは、弦の張力が変化し、ネックの状態が変化、その結果弦高も0.1~0.2mm程度変化します。それは演奏者の手が感じ取れる違いです。もし今のギターのセッティングに少しだけ違和感を覚える場合は、メインでプレイされるチューニングに最適化することで改善するかもしれません。

[作業内容]

ナット製作(TUSQ) 4,000円

ネック調整 2,000円

サドル高調整 3,000円

弦代金

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065サドル&ブリッジの調整でサウンドを引き出す(Martin / D-28)