050マスキング~着色塗装
アコースティックギターの再塗装の工程の中で、サイド・バック・ネックなど比較的色が濃い木材を使用する部位は、必要に応じて着色する場合があります。白濁や日焼けなどによる色ムラ、キズを目立たなくすること目的です。
ほんのり色づく程度ですので、せっかくの木目を潰してしまうほど濃くはしませんが、色を入れるか入れないかでは仕上がりがかなり変わってきます。
着色の前に、バインディングをしっかりとマスキングしなければなりません。曲線部は柔軟性のあるビニール製、直線部は紙製と、部位ごとに素材や幅の異なるテープを数種類使い分けます。