050マスキング~着色塗装

works 050-1.jpg

アコースティックギターの再塗装の工程の中で、サイド・バック・ネックなど比較的色が濃い木材を使用する部位は、必要に応じて着色する場合があります。白濁や日焼けなどによる色ムラ、キズを目立たなくすること目的です。

ほんのり色づく程度ですので、せっかくの木目を潰してしまうほど濃くはしませんが、色を入れるか入れないかでは仕上がりがかなり変わってきます。

着色の前に、バインディングをしっかりとマスキングしなければなりません。曲線部は柔軟性のあるビニール製、直線部は紙製と、部位ごとに素材や幅の異なるテープを数種類使い分けます。


Previous
Previous

051 GOTOH 510 ペグ交換(Furch / Green Gc-SR)

Next
Next

049ストラトキャスターのレリック