086リフィニッシュの全工程(Fender / Stratocaster)後編
前回までに下地の塗装を済ませているので、本着色とクリアを塗って仕上げていきます。
ご希望のカラーはブラックですが、ピカピカよりも渋めな仕上がりにしたいとのことで、ご相談の結果50%の半光沢仕上げにしました。
お渡し時の仕上がりは艶消しに近いですが、プレイされるうちに衣類に擦れることで、エッジ部分から徐々に光沢が出てきます。または、コンパウンドで磨けば光沢が出てくるので、ご自身でお好みの風合い仕上げることもできます。
ブラックは光り方で印象が大きく変わりますので、ラッカー塗装らしい経年変化や鈍い輝きを楽しんで頂けると思います。