101ナット交換とAメンテナンス(Fender / Stratocaster)
トレモロユニットを操作した際に起こるチューニングの狂いは、ナット溝と弦の間に摩擦が生じることが主な原因になります。
溝に鉛筆を塗り込んだり、専用の潤滑剤が販売されたりもしていますが、ナットを交換する機会があるのでしたら、ナットの素材自体に潤滑成分を含むタイプをお選び頂くのも良いと思います。
「TUSQ XLは、弦の振動を受けることで、素材自体からテフロンのマイクロ分子が放出されます。」との説明書きがあります。言葉の意味はよくわかりませんが、凄そうな気配がビンビン感じられます。実際にしっかりと効果は感じられますし、その効果が永久的に持続される点で、鉛筆塗り込みより手間がありません。
ナット交換に合わせて、トレモロの可変幅や弦高などの見直しもさせて頂きました。
[作業内容]
ナット交換 7,000円
トラスロッド調整 2,000円
トレモロ サドル ピックアップバランス等 4,000円