102ピックアップの取り付け(L.R.Baggs / ANTHEM)
以前にもご紹介させて頂いたことがあるのですが、人気のピックアップですので改めて取り上げてみます。
単体でも高性能なアンダーサドルピックアップ(Element)と、これまた高性能なコンデンサーマイク(Tru-Mic)をブレンドして出力するシステムです。
250Hzより下の低音域は、ハウリングに強く淀みのないElementが担当。250Hz以上は、ElementとTru-Micの両者を、ブレンド比は10:0から0:10まで自由に設定することができます。
例えば、バンド内でプレイする時には、タイトなサウンドで大音量を得やすいElement。ソロや弾き語りでは、表情が豊かで立体感のあるサウンドを得るためTru-Micを多めにブレンドする感じで、場面や楽曲に合わせて最適なサウンドを選択することができます。
生音のような演奏感覚を大切にしたい方、それと同時に低音の力強さも欲しい方、ダウンチューニングでのプレイが多い方、様々なプレイスタイルを1本でこなしたい方など、多くのプレイヤーにお勧めのピックアップです。
今回はFurchへの取り付けをご依頼頂きました。
OMサイズらしい軽快な響きや、シダー&マホガニーに由来する少し甘い音色を表現できているか、簡単なサウンドチェックもしてみましょう。