079電装系コントロールパーツの配線(Charvel / SAN DIMAS)

SAN DIMASには、もともとPush/Pullスイッチ付きボリュームポットが使われており、ハムバッカーのコイルスプリットができるようになっています。また、トーンポットはフルアップ時にはトーン回路を通さない仕組みになっています。

今回のご依頼では、そのようなギミックを廃したオールドスクールな仕様にすることや、回転トルクが軽いBourns製のポット、スムーステーパーボリューム、オレンジドロップのトーンコンデンサといった定番のパーツ使いで回路を組んでいきます。

スイッチポットは少なからず故障の恐れがあるため、操作する頻度が高いボリュームには使用しないほうが良いと思います。そもそもハムバッカーのワイヤリングオプションを求めないプレイスタイルでしたら、今回のように機能自体を無くしてしまうのもアリですね。

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080 ネジ止めされているブリッジの緩み解消法(Gibson / B-25)

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078塗装剥離&再塗装(Tacoma / JC50CE4)後編