お勧めの工具&作業台のリフォーム
お客様からお預かりしたギターのメンテナンスを行う作業台の上は、日々の業務をこなすうちに様々な物で埋め尽くされていきます。しかし、丁寧で確実なサービスを提供させて頂くためには、できるだけ整理整頓をしておきたいものです。
年末年始の大掃除を兼ねて、いわゆる「見せる収納」にチャレンジしてみました。
弊社で使用しており、ギター弾きの皆様にもお勧めしたい工具をご紹介いたします。
▼KTC / PN1シリーズ ニッパー
日本を代表するハンドツールメーカーのニッパーです。先端と根本で刃の角度が2種類あり、銅線からピアノ線にまで対応します。弦は金属なので、プラスチック用ではなく金属用のニッパーをご使用ください。切れ味の気持ちよさが違います。
▼PB Swiss Tools / ドライバー
世界的に絶大な信頼を得るスイスのドライバー専門メーカーです。高精度な先端形状でネジを確実に捉え、力を入れやすく回しやすいグリップ形状で、確実な仕事を支えてくれます。
▼レンチ類
特にメーカーにこだわりませんが、10mm 12mm 13mmを常備しておくと良いと思います。10mmと12mmはペグのナット、12mmと13mmはポットやアウトプットジャックに使用されているサイズです。たまに増し締めして頂くことでトラブルを未然に防げます。ギターケースに入れて持ち歩くなら、ESPが出しているMS-10というマルチスパナがお勧めです。
▼のぞき鏡
正式な名前は何でしょう?棒の先に鏡がついているものです。アコースティックギターのサウンドホールから、ボディ内部の様子を観察するだけでも興味深いです。ピックアップの配線の固定が外れていないかをチェックしたり、物陰に隠れながら敵の様子を偵察したりと、様々な用途に使用できます。
▼D’Addario / Drill Bit Peg Winder
電動ドリルに装着するペグワインダーです。沢山のギターをお持ちの方でしたら、弦交換の労力が大幅に軽減されます。